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最近こんな映画を観ました。

忘れないように映画は記録しておきたいものだよ。
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レスラー
評価:
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コメント:久々の★5つ。不器用な男の愚直な生き様に泣け。

ストーリー: 『ナインハーフ』で人気を博し、その後どん底を味わったミッキー・ロークが中年プロレスラーを熱演して復活を遂げた感動ドラマ。家族、金、名声を失った元人気プロレスラー・ランディは、ある日、心臓発作を起こして医師から引退勧告をされてしまい…。

 あまりの激痛に自分で痛み止めを何本も刺し、プロテインで体をつくり、寝られないとドラッグに頼る。楽しいプロレスの裏には命を削り取るような過酷なせめぎ合いがあって、たいした報酬でもないのにその世界から抜けられない。そんな不器用な男達の生き様をミッキー・ロークが熱演しました。
 昔トップを取って名声を欲しいままにしたレスラー・ランディの今の姿はそのままミッキー・ロークの人生とオーバーラップ。やっぱりこれ以上の適役はいなかったでしょうね。
 リングで負うキズよりも外の現実の方が痛いというランディの台詞にはなんだか涙が止まらなかった。そんな彼にまっとうに生きろなんて誰が言えるだろう。自分の誇れるものは何かな、そうついつい問いかけてしまう危うい映画です。最高。


| ドラマ | 18:26 | comments(1) | trackbacks(0) |
画家と庭師とカンパーニュ
評価:
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コメント:ゆるやかで美しい、男の絆は優しくて強い。

「先生は君だ。解説してくれ。」
「解説したくもない。感じるものだ。
 絵は心で感じる。解説するのは評論家、感じるのは心だ。
 僕はこの絵を見てもなにも感じない。」
「じゃ、なぜ描いてる?」
「顧客から依頼があったからだ。これは家具の一つでしかない。
 本物の絵とは、涙が出るほど感動的で、わくわくするもんだ。
 そんな絵は僕には描けない。不可能だ。」

ストーリー:都会生活に疲れ果て、生まれ故郷のカンパーニュの屋敷で田舎暮らしを始めた中年の画家が、庭の手入れのために庭師を雇うが、彼は小学校時代の同級生で…。

 男同士の友情、というと何やら暑苦しさも感じてしまうわけですが、この映画は違います。パリで成功した画家と、ひたすら国鉄に生涯を捧げて来た男、まったく違う人生を歩んだ2人の幼なじみがカンパーニュで交流するうちにいつしか心を通わせ、本音を言い合い、互いを心配するようになるのです。
 冒頭のやりとりは映画の後半、作業中の画家を庭師が訪れた際の一こま。画家が自分の芸術活動がスランプに陥っていることを素直に吐露したシーンで、形式上は彼が雇用している庭師が、知らぬ間に心の支えになっているような、そんな雰囲気を感じさせます。
 庭師のジャルダンは田舎育ちの労働者で、相手のことなどおかまいなしに思っていることをずけずけ。聞いてもいない街の人の話題を延々と話したり、映画の大半はそんな2人の掛け合いだけで話が進んで行くのですが、不思議と飽きずに引き込まれます。のどかに流れる時間と交錯するそれぞれの人生。映画っていいなー
| ドラマ | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
評価:
スコット・フィッツジェラルド,エリック・ロス
コメント:あるわけないのにすんなり受け入れてしまう。彼をうらやましいと思いますか?

ストーリー:80歳でこの世に生まれ、日に日に若返っていく男が辿る数奇な運命を描く。青年から老人役までを演じたブラッド・ピットの特殊メイクが話題に。

 年寄りに生まれどんどん若返っていく主人公と、共に愛を重ねながら普通に年齢を重ねていくヒロイン。非常にありえないファンタジーな設定でありながら、その自然な映像のつくりか不思議と違和感なく見れてしまいます。あれほどに惹かれあっていながらも、人生のピークを同じくできるのはほんのひと時だけ、そんな運命の切なさは悲しくて見ていてつらい気もするのですが、生まれ、そして死ぬ時点だけをみると赤ちゃんもお年よりも、無力な存在としてはそれほど変わらない生き物なのかもなーと変に納得。
 年老いて自分が人生の坂を下っていくことへの恐怖もありますが、自分がどんどん無力な子供に戻るという若返りへの恐怖感も感じました。タイトルどおりの「数奇な人生」を楽しませてもらったなーという感じです。


| ドラマ | 12:17 | comments(0) | trackbacks(1) |
おくりびと
評価:
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コメント:家族の絆、魂の救済。本当のテーマは愛なんだよね。くさいけど。

「あいつ、今までで一番きれいでした。」

ストーリー:遺体を清め棺に納める納棺師として働くことになった主人公の成長と周囲の人々の人間模様を綴る。

 不覚にも、結構泣きながら観てしまいました。納棺師と言う仕事を通して見える故人と故人を取り巻く人間関係。残されたものには寂しさ、悲しさ、いたわり、反発、恨みなど、”家族愛”という単純な一言では片付けられない複雑な感情がその時々に現れるのですけれど、納棺師の厳かで丁寧な仕事のおかげで、最後に慈しみと感謝の気持ちで故人を送り出すができる、その姿に感動を覚えるわけです。
 いい映画だなー。最後の最後で父親が握っていた手を開いた瞬間の嬉しさと切なさにはぶわっとなりました。あと広末がかわいいわよ。


| ドラマ | 23:35 | comments(0) | trackbacks(3) |
運命を分けたザイル
評価:
ジョー・シンプソン
コメント:絶望するような状況から奇跡の生還。だけどこれはヒーロー映画じゃない。

ストーリー:アンデス山脈にある前人未到のシウラ・グランデ峰登頂に挑んだジョーとサイモン。しかし天候の悪化によって、ジョーが片足を骨折する。サイモンは、2人とも命を落とすか、あるいは動ける自分だけが助かるべきかで悩み、ジョーとの命綱であるザイルを切る選択に迫られる。実話を基にしたノンフィクション。

 実際に現地まで行ってロケしているだけあって、どのシーンにも圧倒的なスケールとリアリティがありました。それにしても足を骨折してクレバスに滑落したジョー。本当によく生還できたものです。ベースキャンプにたどり着くまでが少し冗長かも知れませんが、本人はそれ以上に遠く感じたでしょうね。
 滑り降りた後宙づりになって動けなくなったジョーと、ジョーを支えるザイルを握ったままやはり動けなくなってしまったサイモン。このときジョーが何十メートルも転落することを承知でザイルを切ったサイモンの苦悩はどれほどのものだったか...。映画を観終わってしばらくしてから、片山右京さんの遭難。この映画のあのシーンが頭をよぎりました。そして、アルピニスト野口さんのブログを見て、何となく救われたような気分になったのです。
「最後は生き延びなければならない。極めて冷たい表現に写るかもしれませんが、冒険では一部例外を除けば基本的には自己責任が求められるもの。」

 そういえば植村直己さんも言っていたな。「冒険とは生きて帰ることです」って。片山さんはいろいろな言われ方をしているけど、彼を非難する人たちは、片山さんも一緒に山で死ねば良かったとでも思っているんだろうか。友人を失った彼の苦悩も知らずに。

 映画のエンディングで2人のその後が簡単に説明されるのですが、やはりサイモンはザイルを切ったことを世間に厳しく批判されたそうです。なんだかやるせないなあ。
| ドラマ | 00:19 | comments(3) | trackbacks(0) |
幸せはシャンソニア劇場から
監督:クリストフ・バラティエ
製作:ジャック・ペラン、ニコラ・モヴェルネ
ジェラール・ジュニョ
クロヴィス・コルニアック
カド・メラッド
ノラ・アルネゼデール
ピエール・リシャール
評価:★★★★★


ストーリー:1936年のパリ。ミュージック・ホール「シャンソニア劇場」が不況のために閉館することになった。そこで長年裏方として働いていたピゴワルはショックで酒に溺れる毎日を送っていた。そんな中、ピワゴルの息子のジョジョが補導され、離婚した妻に親権を取られることになった。ピゴワルは息子を取り戻すため、かつての仲間を集めてシャンソニア劇場を再建しようとするが…

 とっても素敵な映画。笑って、泣いて、最後のシーンが見せるあの余韻。人生の深みまで含めて極上のエンターテイメントに仕上がっています。前述のおじさんピゴワル、つっけんどんなミルー、実は下手だったものマネ王子のジャッキー、この3人と新人歌手ドゥースを中心にストーリーが進行するのですけど、この男3人が全員何かにつけ不器用だけど正直でまっすぐというキャラクターで、そんな男達が奮闘する様がやたら切なくて応援したくなるわけです。もうね、息子のジョジョが戻ってくる下りは本当に泣けてしょうがない。周りの観客もみんな泣いてました。
 この映画を観た際、たまたま隣に座っていた観客がどうもフランス語のわかる外国人の方だったようで、フランス人の笑いどころの違いというのを感じさせてくれました。え、そこで笑うの?みたいな。それがフランス人ならわかる歴史ネタだったというのは後で友人から聞いた話。なるほどなー。
 単純に感動という一言では言い尽くせませんが、本当に素敵な映画でした。これはお勧めしたいね。

幸せはシャンソニア劇場から公式HP

| ドラマ | 08:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
コーヒー&シガレッツ
評価:
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コメント:タバコを一服、コーヒーを一杯。この楽しみがわかる人に雰囲気を味わってほしい

 コーヒーとタバコをキーワードに様々な人物が繰り広げる、たわいないようでいてなんだか深みのあるオムニバス形式の不思議な映画。一つ一つのエピソードはとても短いのだけれど、背後にある人間関係や暮らしぶりがちらちら見えて妙にはまります。
 様々なシーンでひたすらタバコを吸い、コーヒーを飲んでは繰り広げられる日常会話のちぐはぐさは、人って意外と人の話を聞いていないんだよなという点で変に納得。会話が続かない「気まずさ」を楽しめる、貴重な映画。
 テーブルのこちら側に自分も座っているかのようなカメラアングルも嬉しいし、やっぱりコーヒーにタバコを愛する人のための映画かなーとも思います。雰囲気を感じるのが全てですよね。楽しかった!
| ドラマ | 11:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
最高の人生の見つけ方
 ちなみに原題は「バケツ・リスト」。劇中では「棺桶リスト」と訳されている。英語で「kicks the bucket」が死を意味することから、死ぬ前にやりたいことのリスト、という意味なのだそうだ。翻って「最高の人生の見つけ方」...。もうちょっと邦題をひねってほしかったような気もするけれど、意味を伝えようとすると「死ぬまでにしたい10のこと」みたいになってしまうのは明白だ。邦題ってのは難しいね。
 感想としては、途中CGを多用しすぎて興ざめしてしまうような場面もありますけど、セリフの一つ一つがよく考えられている感じで、名台詞の多い素敵な映画かなーと思いますよ。お勧めです。
| ドラマ | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
スラムドッグ$ミリオネア
ストーリー:インドのスラム地区で生まれ育った少年ジャマールは、テレビの人気クイズ番組『クイズ$ミリオネア』に出演する。彼は数々の問題を正解していき、ついに最後の1問にまで到達するが、不正の疑いがかけられ連行されてしまう。そこで彼が語った生い立ちとは…

 正直、非常に面白かったです。監督は「トレイン・スポッティング」のヴィカス・スワラップ。イギリス映画なのですね。そう言われれば「トレイン〜」独特のふわふわした浮遊感と観ていて何故だか不安になるあの感じが「スラムドッグ〜」とオーバーラップ。それに序盤で流れるスラム街を走り抜ける子どもたちの疾走感。音楽のノリも相まって引き込まれるのです。
 スラム街を生き抜く子どもたちの悲惨な現状は決して誇張されたものでも何でもなく、実際にインドへ旅行したことのある友人は見たまんまだと言っていました。だからこそそんな底辺の彼が一夜にして大金をつかむ姿が究極のドラマチック足りえるのでしょう。日本がいかに不況で失業者が増えているといっても、目を潰されて道端で歌い乞食稼業をするような子供はさすがにいないのだから...。
 ともあれ、彼がクイズの進行とともに語る身の上話は、クイズへ出場した動機も含めて全て愛するただ独りの女性へ向けたストーリーになっているのです。いまどき珍しい?一途な愛なのですよね。そんなベタさ加減もまた新鮮で、陰惨さと甘ったるさの絶妙なバランスに酔う、素敵な映画なのでした。お勧めよ。

| ドラマ | 12:50 | comments(2) | trackbacks(0) |
トランスアメリカ
「ご家族に精神疾患の方は?」
「いいえ」
「これまでに受けた医療は?」
「伝記脱毛に3年間のホルモン療法、顔の女性化手術、眉のリフティング...
 額の骨を削り、あごの形を直してー喉仏削りも。」
「とても自然ですよ。」
「社会にとけ込むよう心がけてるの。私たちは”埋没”と呼んでるわ。」
「自分は幸せな人間だと?」
「はい....いいえ。つまり...、これからなるつもり。」

ストーリー:『デスパレートな妻たち』などで知られる女優、フェリシティ・ハフマンが、性同一性障害に悩む男性の役を好演した感動ロードムービー。自分が男であることに違和感を抱え生きてきたブリーは、ある日自分に“実の息子”がいることを知る...

”性同一性障害に悩む男性”を女性が演じているのです。それってきれいにまとめようとしてるんじゃ...?と多少懐疑的に見たのですが、とってもはまっていました。序盤、本当に女装した男のように見えるなど、役作りは素晴らしいですね。性が女性だからこその繊細さみたいなものが痛い程伝わってくるのです。これが「ミセス・ダウト」になってしまってはダメなんだよね。コメディのようで実はシリアスなのです。
性転換手術を控えたブリーと、彼女を取り巻く人々全てに葛藤があり、それらが全て解決することは決して無いのだけれど、人の持つ暖かさがゆるやかに許容してくれるみたいな、そんな見ていて笑顔になる映画なのでした。お勧めです!
| ドラマ | 08:44 | comments(2) | trackbacks(0) |