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最近こんな映画を観ました。

忘れないように映画は記録しておきたいものだよ。
画家と庭師とカンパーニュ
評価:
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コメント:ゆるやかで美しい、男の絆は優しくて強い。

「先生は君だ。解説してくれ。」
「解説したくもない。感じるものだ。
 絵は心で感じる。解説するのは評論家、感じるのは心だ。
 僕はこの絵を見てもなにも感じない。」
「じゃ、なぜ描いてる?」
「顧客から依頼があったからだ。これは家具の一つでしかない。
 本物の絵とは、涙が出るほど感動的で、わくわくするもんだ。
 そんな絵は僕には描けない。不可能だ。」

ストーリー:都会生活に疲れ果て、生まれ故郷のカンパーニュの屋敷で田舎暮らしを始めた中年の画家が、庭の手入れのために庭師を雇うが、彼は小学校時代の同級生で…。

 男同士の友情、というと何やら暑苦しさも感じてしまうわけですが、この映画は違います。パリで成功した画家と、ひたすら国鉄に生涯を捧げて来た男、まったく違う人生を歩んだ2人の幼なじみがカンパーニュで交流するうちにいつしか心を通わせ、本音を言い合い、互いを心配するようになるのです。
 冒頭のやりとりは映画の後半、作業中の画家を庭師が訪れた際の一こま。画家が自分の芸術活動がスランプに陥っていることを素直に吐露したシーンで、形式上は彼が雇用している庭師が、知らぬ間に心の支えになっているような、そんな雰囲気を感じさせます。
 庭師のジャルダンは田舎育ちの労働者で、相手のことなどおかまいなしに思っていることをずけずけ。聞いてもいない街の人の話題を延々と話したり、映画の大半はそんな2人の掛け合いだけで話が進んで行くのですが、不思議と飽きずに引き込まれます。のどかに流れる時間と交錯するそれぞれの人生。映画っていいなー
| ドラマ | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
評価:
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コメント:海賊と愛と恐怖と冒険と戦いと...全部入っててとにかく長い!長いよ!

 ストーリー:次々と海賊たちを葬り去り、世界制覇を目論む東インド貿易会社のベケット卿に立ち向かうため、海図を手に入れたブラックパール号の乗組員たちは“ワールド・エンド”を目指す。

 ...というわけで完結編です。2作目、「デッドマンズ・チェスト」のラストでオオダコのような怪物にやられ、死んでしまったことになっているジャック・スパロウ船長を救出しに行こう!というところから物語が始まっており、のっけから盛り上がるんじゃ...と思って観ていたらなかなかテンションがあがりません。やたらと人間関係が複雑で入り組んでおり、おまけにさすが海賊?裏切ったり寝返ったりで攻守もころころ入れ替わるのです。んー難しいなーこれ。
 最後の海賊船同士の一騎打ちのシーンはさすがに盛り上がります。でもそれまで引っ張って来た魔女?カリプソも大きくなっただけで肩すかし。アンディ・ラウも大暴れする間もなくいなくなるなど、全体的に長い割には(俺の中だけで)消化不良気味。ま、たぶん一番の不満点はジャック・スパロウ船長の活躍が少なかったことにつきるのかな。どうもエリザベスとウィルの恋愛模様が一番の中心に据えられているみたい。いいんだけどね。
| アクション | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け
評価:
山川直人,高橋源一郎
コメント:好きになれるかなれないか。すべてはここじゃないか。

 ストーリー:ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。

 わからない...何一つわからない。用心棒が喫茶店を守るという最初と最後の部分はそれなりにストーリーがあるが、中間は全てシュールで意味不明な台詞のオンパレード。不可能はない「114」や中島みゆき(というキャラを演じる室生滋)など突き抜けた感のある個性的過ぎる用心棒たちは面白いのですが、笑えるわけでもないついていけない謎の会話が延々と続くのは正直見ていてつらいかなー、と。
 ただし!なぜか豪華な役者人に妙に味のある全体的な雰囲気など、魅力的な要素はあります。アマゾンの評価がやたら高いのも特徴です。ただしフィーリングが合わない人にはまったく楽しめないという映画ですので、その辺を覚悟して観てみるのがありかな。
| コメディ | 12:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
評価:
スコット・フィッツジェラルド,エリック・ロス
コメント:あるわけないのにすんなり受け入れてしまう。彼をうらやましいと思いますか?

ストーリー:80歳でこの世に生まれ、日に日に若返っていく男が辿る数奇な運命を描く。青年から老人役までを演じたブラッド・ピットの特殊メイクが話題に。

 年寄りに生まれどんどん若返っていく主人公と、共に愛を重ねながら普通に年齢を重ねていくヒロイン。非常にありえないファンタジーな設定でありながら、その自然な映像のつくりか不思議と違和感なく見れてしまいます。あれほどに惹かれあっていながらも、人生のピークを同じくできるのはほんのひと時だけ、そんな運命の切なさは悲しくて見ていてつらい気もするのですが、生まれ、そして死ぬ時点だけをみると赤ちゃんもお年よりも、無力な存在としてはそれほど変わらない生き物なのかもなーと変に納得。
 年老いて自分が人生の坂を下っていくことへの恐怖もありますが、自分がどんどん無力な子供に戻るという若返りへの恐怖感も感じました。タイトルどおりの「数奇な人生」を楽しませてもらったなーという感じです。


| ドラマ | 12:17 | comments(0) | trackbacks(1) |
鬼平犯科帳 劇場版
評価:
池波正太郎,野上龍雄
コメント:「親もいらねば、あるじもいらぬ。お前さえいればそれでいい」...鬼平にもそんな時代があったのね。

ストーリー:鬼の平蔵として盗賊に恐れられる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵。その平蔵の前に狐火を名乗る盗賊が現れる。しかしそれは本物の狐火・勇五郎ではなく、彼の異母弟の文吉であった… 

 というわけで友人と観た鬼平犯科帳 劇場版。大体45分くらいで話が一段落、なんていうかざっくり言うとTV版のドラマを2つ繋げただけみたいな感じ...。映画版の割にはそんなにスケールも大きくなかったな。残念。池波正太郎の原作からエピソードをいくつか繋いだような話になっているらしいのですが、せっかく映画なのだからオリジナルストーリーでも良かったのでは。
  でも鬼平の濃ゆいキャラは格好いいですな。トレンディドラマみたいな時代劇が流行る昨今、こういう男らしい男を演じられる人は大事だなあと思うのです。個人的には楽しめた!
| サスペンス | 01:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
アバター
評価:
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コメント:圧倒的な映像体験。やはりこれは3Dで観てほしい。

 3D映像が大好きな管理人は当然3D版で観ました。すごい。とにかくすごいの一言に尽きます。手前に飛び出してくる感じというより、より自然に奥行きを感じられるようなナチュラルな感覚で、映像の立体感を心地良く楽しむことができるのです。上映時間は3時間近くとなかなかに長いですが、この映像の気持ちよさでそれほど苦痛は感じません。CGで表現される異星人「ナヴィ」。彼らは真っ青な皮膚にネコ科の顔立ち、その動きはあまりにもしなやかで違和感を感じさせないのも驚きでした。ヒロインのネイティリがやたらセクシーに感じてしまうのです。
 ただ、意外な落とし穴は3D眼鏡にありました。管理人はもともと眼鏡をかけているのですが、眼鏡の上からこの眼鏡をかけると、うまく装着できないのです。そのため眼鏡がずり落ちてきてしまい、結局最後まで片手で眼鏡を支えながら観なければならないはめになり、この点だけは非常に辛い。国内上映では3Dの方式が4つほどあるらしいのですが、映画館によっては眼鏡に装着できるクリップ式を用意しているところもあるらしいので、眼鏡の方は聞いてみることをお勧めします。
 ストーリーに関しては、予告編をみたらほとんどわかってしまいますよね。だからお話としては意外性はゼロ。予告編は観客を呼び込む重要な要素なのでしょうけど、だからってあまりにも映像を出しすぎるのはどうなのかしら。映画館で映像に触れた時の感動が薄れてしまうので何とかして欲しいなあこの流れ。
 とにもかくにも、この3D映像体験は必見。SFやアクションものが嫌いな方もぜひ一度体験してみることをお勧めします。

| SF | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
おくりびと
評価:
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コメント:家族の絆、魂の救済。本当のテーマは愛なんだよね。くさいけど。

「あいつ、今までで一番きれいでした。」

ストーリー:遺体を清め棺に納める納棺師として働くことになった主人公の成長と周囲の人々の人間模様を綴る。

 不覚にも、結構泣きながら観てしまいました。納棺師と言う仕事を通して見える故人と故人を取り巻く人間関係。残されたものには寂しさ、悲しさ、いたわり、反発、恨みなど、”家族愛”という単純な一言では片付けられない複雑な感情がその時々に現れるのですけれど、納棺師の厳かで丁寧な仕事のおかげで、最後に慈しみと感謝の気持ちで故人を送り出すができる、その姿に感動を覚えるわけです。
 いい映画だなー。最後の最後で父親が握っていた手を開いた瞬間の嬉しさと切なさにはぶわっとなりました。あと広末がかわいいわよ。


| ドラマ | 23:35 | comments(0) | trackbacks(3) |
運命を分けたザイル
評価:
ジョー・シンプソン
コメント:絶望するような状況から奇跡の生還。だけどこれはヒーロー映画じゃない。

ストーリー:アンデス山脈にある前人未到のシウラ・グランデ峰登頂に挑んだジョーとサイモン。しかし天候の悪化によって、ジョーが片足を骨折する。サイモンは、2人とも命を落とすか、あるいは動ける自分だけが助かるべきかで悩み、ジョーとの命綱であるザイルを切る選択に迫られる。実話を基にしたノンフィクション。

 実際に現地まで行ってロケしているだけあって、どのシーンにも圧倒的なスケールとリアリティがありました。それにしても足を骨折してクレバスに滑落したジョー。本当によく生還できたものです。ベースキャンプにたどり着くまでが少し冗長かも知れませんが、本人はそれ以上に遠く感じたでしょうね。
 滑り降りた後宙づりになって動けなくなったジョーと、ジョーを支えるザイルを握ったままやはり動けなくなってしまったサイモン。このときジョーが何十メートルも転落することを承知でザイルを切ったサイモンの苦悩はどれほどのものだったか...。映画を観終わってしばらくしてから、片山右京さんの遭難。この映画のあのシーンが頭をよぎりました。そして、アルピニスト野口さんのブログを見て、何となく救われたような気分になったのです。
「最後は生き延びなければならない。極めて冷たい表現に写るかもしれませんが、冒険では一部例外を除けば基本的には自己責任が求められるもの。」

 そういえば植村直己さんも言っていたな。「冒険とは生きて帰ることです」って。片山さんはいろいろな言われ方をしているけど、彼を非難する人たちは、片山さんも一緒に山で死ねば良かったとでも思っているんだろうか。友人を失った彼の苦悩も知らずに。

 映画のエンディングで2人のその後が簡単に説明されるのですが、やはりサイモンはザイルを切ったことを世間に厳しく批判されたそうです。なんだかやるせないなあ。
| ドラマ | 00:19 | comments(3) | trackbacks(0) |
THIS IS IT
評価:
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コメント:本当にマイケルが好きな人は観るのが辛いかもしれない作品。でもやっぱり観なくちゃ。

内容:今年の夏、ロンドンのO2アリーナで開催されるはずだった彼のコンサート”THIS IS IT”。本作は2009年4月から6月までの時間の流れを追いつつ、百時間以上にも及ぶリハーサルと舞台裏の貴重な映像から構成されている。幻となったロンドン公演の監督を務めていたケニー・オルテガが映画も監督し、全世界同時公開された。

 ということで、まだ発売はされていませんが、映画の方は観に行きました。泣けました。ライブそのものではなくて舞台裏を含めたリハーサル映像だから、よりマイケルが生々しく感じられて、それでついウルッときてしまったのかもしれません。完璧に完成されたまばゆいステージも素晴らしいですが、その裏で主役のマイケルが、舞台監督が、ダンサーが、何を思い、何に悩み、どんな意見をぶつけ合ったのか。そんな人間臭さがドキュメンタリーにはあります。
 曲の入りで自分がキューを出すことにこだわったり、ベースラインの音の跳ねを口で表現してみたり。ギターがいいポジションでソロを弾けるように試行錯誤したり、そうそう、イヤホンのモニターに慣れてないので歌いづらいと訴えていたっけ。小さい頃からモニタスピーカーで合わせてきたからって。「怒ってるんじゃない、愛なんだ!」っていうコメントがマイケルらしくていいなって思いました。
 最近の活動を見ていなかったですけど、歌声もきれいでダンスもキレがありました。やっぱりあれだけのダンサーに混じっても彼は光ってましたよ。だからこそ惜しい。涙目でそう思いました。
| ミュージカル/その他 | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
幻の美女とチャンピオン/ミル・マスカラス
評価:
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コメント:往年のミルマスカラスに涙しろ!トォーッ

ストーリー:美女コンテストで賑わうメヒコの街を支配する無頼漢どもを 撃滅するために、仮面貴族ミル・マスカラスと地獄の天使 ブルー・デーモン率いる正義の戦士たちがついに立ち上がる! 全篇に流れる怪しいBGMに乗りマターリと続くアクション、もちろんお約束のルチャ・ファイト・シーンも満載 !

 ...というわけで。当時プロレスやルチャ界でヒーローだったミル・マスカラスとブルー・デーモンが主人公のアクション映画。1970年。とにかく一度も鳴り止まないBGMが印象的。すごく渋めのジャズっぽい曲が全編を通じて流れています。微妙...(笑)
 とにかく肉弾戦の戦闘シーンがずっと続きます。好きな人にはお腹いっぱい。ダメな人には拷問です。管理人は大好きなので(笑)。時代のせいか技が地味め(巻き投げとボディスラムとか)だったり、逃げる敵を追いかける際にバイクにまたがる動作がやけにやぼったいなどゆるい部分も多々ありますが。それら全てを含めたこの雰囲気がルチャシネマ。ちなみにDVDはお得な2本入り。もう一本は「荒野のルチャ・ライダース 地底帝国を撃破せよ!」です。ああ、こっちも気になって仕方がないです!
| アクション | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) |